ミニチュアシュナウザーの平均寿命は?かかりやすい病気は?
ミニチュアシュナウザーを飼育しようとしている方はこれから先、どれくらい一緒に暮らせるのか寿命を知りたい、気をつけないといけない病気はあるのかなど気になる方が多いと思います。今回はミニチュアシュナウザーの平均寿命やかかりやすい病気について解説します。
最終更新日2020.05.06
ミニチュアシュナウザーの最高齢として、ギネス記録のような正式な記録はありませんが、18歳まで生きたミニチュアシュナウザーが最高齢なのではないかといわれています。
寿命は遺伝的な部分ももちろん大きいですが、生活環境も大きく影響します。ストレスを軽減し、出来る限り長生きしてもらえるように管理してあげてください。
ミニチュアシュナウザーがかかりやすい病気やケガ
ミニチュアシュナウザーは他の犬種に比べて比較的病気にかかりにくく健康的に暮らせる体の丈夫な犬種ですが、種類は少ないながらも気をつけなければならない病気があります。
それぞれどのような病気なのか気をつけなければならないポイントを紹介します。
白内障
眼の水晶体が白く濁り、視力が衰えます。そうなると普段よりも暗闇を恐がり吠える、震えるなど今まで自分で避けることができていた置いてあるものに対しても避けることができずにぶつかったり、つまずいて転倒してしまうことがあります。
白内障は症状が進むと、最悪の場合失明します。
原因としては遺伝・眼の疾患・老化によるものなど気をつけていてもなってしまう病気ですが、早期に発見し、治療することが出来れば症状を遅らせることができます。
普段の気をつけることとしては、物を片付けるか無理な場合は犬が把握している配置のまま変えないことが大切です。
散歩は行っても問題なく、むしろ気分転換にもなりますが、無理に行かせることはせずに抱っこで連れて行き、歩きたそうにしていたら歩かせる程度が良いです。ペットのペースに合わせてあげてください。
糖尿病
すい臓で作られるインスリンが何らかの原因で不足することによって体に様々な影響をもたらします。原因としては犬の場合は遺伝的なものが多いです。
しかし防げる場合もあります。その場合とは肥満による糖尿病です。犬も肥満によって糖尿病になる場合があります。
特に人間の食事は高カロリーのため糖尿病の原因になります。
ドッグフードを食べないからと人間の食事を与えることは絶対に避けましょう。
症状としては水分量やおしっこの量が増える、食欲があるのに体重が減る、皮膚病になるなどの症状があります。
糖尿病を発症してしまった場合は、一生投薬治療が必要になります。生活指導や食事指導もおこなわれますので、獣医師の指示に従い管理しましょう。
尿路結石症
尿路結石症とは、おしっこが出るまでの尿路に石ができることによって排尿時痛みを伴ったり血尿をする場合があります。痛みを伴うことで排尿を嫌がり、膀胱炎を併発する場合もあります。
ペットが排尿時痛そうに鳴いている、おしっこの回数が少ない、トイレの周りをうろうろとして落ち着きがないなどの症状があればできるだけ早く病院へ受診してください。
日々の生活の注意点としては、ミネラル分の過剰摂取を控える、水分を多く摂らせることを強く指導されます。
尿路結石症はミニチュアシュナウザーのなりやすい病気として非常に病気なので普段から尿結石症予防のドッグフードで尿pHをコントロールしておくと安心です。
活発で遊び好きな性格の犬種なので、日ごろからしっかり運動させ、水分不足にならないように注意してください。
まとめ
ミニチュアシュナウザーと長く一緒に暮らすためには、ミニチュアシュナウザーの知識を深めることが、寿命を伸ばすことに繋がります。
ミニチュアシュナウザーの知識を深め、ペットと楽しく暮らしましょう。
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