デボンレックスとはどんな猫?性格・大きさを紹介【珍しい猫/ブリーダー】

デボンレックスとはどんな猫?性格・大きさを紹介【珍しい猫/ブリーダー】

みなさんはデボンレックスという猫の名前を聞いたことがありますか?日本ではあまり耳なじみがない名前ですよね。まだまだ珍しいデボンレックスですが、いったいどんな猫ちゃんなのでしょうか?デボンレックスの性格や特徴をまとめました!

にし
ライター

にし

幼少期からとにかく動物が大好きでたまらない。 特にゴールデンレトリーバーと琉金には目がない。 最近はオオハシとイグアナを飼ってみたいと密かに願っている。

記事の目次

  1. 1.デボンレックスとはどんな猫?
  2. 2.デボンレックスの性格
  3. 3.デボンレックスの購入方法と値段
  4. 4.デボンレックスのブリーダー
  5. 5.まとめ

デボンレックスとはどんな猫?

デボンレックスとは1960年代にイギリスで公認となった新しい猫の種類です。

特徴

特徴としては「プードルキャット」とも呼ばれる、その被毛です。

くるくるとカールした、スエードのようになめらかな被毛が最大の特徴といえます。コーニッシュレックスという同じような巻き毛の種類によく似ていますが、見分けるポイントとしてはデボンレックスの方がゆるやかなカールであることでしょう。

もともとコーニッシュレックスと同種として扱われていたのですが、被毛の縮れの遺伝子が違うことがわかり、新しい種として認められるようになりました。

また、小さい顔に大きくピンと伸びた耳を持つのも特徴のひとつです。被毛の種類は巻き毛ということ以外は個体差が大きく、カラーのバリエーションは数え切れないくらい存在します。

写真

子猫

チョコレート&タビーカラーの子猫ちゃんです。
大きな目とお耳がかわいいですね~!

こちらは黒猫のデボンレックスちゃん。
凛としたおすまし顔がとってもかわいらしいです。
デボンレックスは被毛のカラーの豊富さも特徴です!

成猫

くるくるの被毛がよくわかりますね!
本当にプードルのような被毛に見えて、とってもさわり心地がよさそうです。

大きさ

デボンレックスは小柄な猫で、体重は2.5~5kgほどと言われています。

しっかりとした骨格にしなやかな筋肉がついており、ピクシーキャット(妖精のような猫)と呼ばれることもあります。小さな顔立ちにすらりとした体、大きな耳と目が特徴です。

歴史

1960年、イギリスのデボン州の鉱山で、ベリル・コックスという女性が、縮れた被毛のオス猫を発見します。とても珍しい縮れ毛だったので、地元のメス猫と交配させたところ、誕生した子猫たちの中で一匹だけ縮れた被毛の子猫がいました。

その縮れ毛の子猫をカーリーと名づけ、同様に巻き毛が特徴のコーニッシュレックスと掛け合わせましたが、何故か生まれた子猫はすべて直毛の被毛でした。

そのことから、カーリーの巻き毛遺伝子がコーニッシュレックスとは別ものであることがわかり、新種として登録する運びとなりました。種を増やすために、交配する必要がありましたが、巻き毛の個体がいなく、困ったコックス婦人は遺伝子学者に相談し、計画的近親交配をすることとし、種の個体数を増やすことに成功しました。

その後、様々な別種と交配を続け、現在のデボンレックスが誕生しました。

毛色の種類

様々な交配を繰り返されて誕生したデボンレックスは被毛や模様の色が多種多様です。

親子でも全く違う毛色が出る場合もあるそうです。白や黒などの単色で模様がない子もいますし、三毛や縞模様など色々なバリエーションが存在します。

また、基本的には短毛種ですが、ペルシャとの血が濃く出る個体では稀に長毛種も誕生することがあるそうです。

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デボンレックスの性格

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