たらこの数え方は?たらこの数え方とその理由を紹介!

たらこの数え方は?たらこの数え方とその理由を紹介!

食卓に並ぶたらこ。生で食べても美味しいですし、少し焼いても美味しいですよね。皆さんはどんな食べ方が好きですか?さて、そんなたらこですが、その数え方を皆さんはご存知ですか?知っているようで知らなかったたらこの数え方と、そしてその理由をご紹介します。

ポット
ライター

ポット

2015年9月生まれのきょうだいハチワレと共に暮らしています。この子たちの存在は何よりの活力です。そのパワーがあふれ出し、2017年12月に「愛玩動物飼養管理士2級」を取得。猫だけじゃなく、愛玩動物といわれペットについて少しでもお役に立てればと思っています。

記事の目次

  1. 1.たらこの数え方は?
  2. 2.なぜたらこは「一腹 ( ひとはら)」と数えるのか?

たらこの数え方は?

見た目から何となく「1本」「2本」と数えがちなたらこですが、たらこの正式な数え方は「一腹(ひとはら)」です。これはたらこだけじゃなく、たらこを加工した明太子も同じです。

Photo by veroyama

なぜたらこは「一腹 ( ひとはら)」と数えるのか?

なぜ、たらこを「一腹」と数えるのかというと、「腹」は一匹の魚が持っている子の単位を表すからです。たらこや明太子の原材料は、タラの卵巣およびそれを加工した食品です。主にはスケソウダラの卵巣を塩漬けにしたものですが、そのスケソウダラが「1回の産卵で産む分量の卵」という意味で、左右の卵巣をセットで「一腹」と数えます。

注意しなければならないのが、たらこが1つの場合は「一腹」ではありません。もし、お店や居酒屋などで「たらこを一腹ください」と言いうと、細長い卵のまとまりが2本出てきてしまいます。ですので、我々が普段目にするようなたらこが1つだけ欲しい場合は、「たらこを片腹(かたはら)ください」といえば大丈夫です。「半腹」でも良いそうですよ。

たらこ豆知識

たらこは、別名「赤いダイヤ」とも呼ばれていて、塩分やコレステロールは高いものの、ビタミンAとビタミンB3(ナイアシン)が豊富に含まれる食材です。昭和30年代くらいまでは「鱈の子」と呼ばれることが多かったものの、漢字で「鱈子」と書いて「たらのこ」とも「たらこ」とも読めることから、いつしか「たらこ」と呼ばれ始めたそうです。

「赤いダイヤ」のほかに、北信越地方や北海道では「紅葉子(もみじこ)」という別称もあります。

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